2011年 02月 16日
おもてなし料理サロンレッスン vol.3 |
びっくりするような大雪の降った翌日。
早朝に作られたらしい雪だるまや
雪かきをするひとの姿も見られた
2月15日、おもてなし料理サロンレッスン
7名の方のご参加をいただき、無事終了いたしました。
交通機関も遅れなどのある中
みなさまありがとうございました。
今回のレッスンでは
何度も、作り置きができること
使いまわしのしやすいレシピであることを
強調させていただきましたが
その点を汲み取って喜んでくださる方が
多くて、うれしい反応をいただきました。
しょうがのゼリー
さっぱりとした甘みで好評です。
これはアーユルヴェーダに基づくレシピ
なのですが、しょうがも採り方次第では
身体を冷やしてしまうこともある
とYIさんが教えてくださいました。
少し、日に干すとか加熱することで
しょうがは身体を温めてくれるようになるのだそうです。
試してガッテン、でも取り上げており
Aもその放送を見ていたそうです。
ジンジャラー、なんていう造語も生まれている
人気食材である
しょうがのうんちくが聞けて興味深かったです。
寒暖の差が激しい日本。
季節ごとで同じ食物でも食べ方が違いますよね。
そして旬のものを積極的に採っていました。
保存や流通が整っていない時代には
旬のものしか食べられない、ということも
あったとは思いますが
自然に食物とうまく付き合ってきていた
昔の人の知恵には感心します。
食の世界も流行と切り離せませんが
古代の知恵に学ぶところは
大きいと思います。
キャロットケーキの具材。
こんなふうに準備しておくと
あわてずにできますね。
左上から時計回りに
ニンジン、パイナップル、くるみ、ココナッツ、レーズン。
ところで・・・・・・・
日々、私Rが感じていることなんですが
書店に行くと
お料理、クラフト、手芸・・・etc
さまざまな
How toの書籍が並んでいることに
圧倒されるような思いがします。
実際自分がおもてなしをする場合
利用できそうな1冊を選びだす
となると、これはなかなか難しい。
1冊でテーブルコーディネートから
メニューまでを網羅した1冊
というのはみつからないからです。
いきおい、テーブルセッティングの本
(お花の生け方、季節のしつらい・・・もろもろを含みます)
前菜の本、食前酒の本、お料理レシピ本、デザートレシピ本・・・・
とあっちこっち見ながら
自分で思い描くテーブルを
再構成しなければならない。
なんだか効率が悪いなあ、と感じます。
分野が細分化されすぎていて
お互い分かちがたく存在しているはずのものなのに
別々に探し出さなければなければならないという感じ。
探しているうちにとっちらかってしまいます。
それが言ってみればおもてなしの極意
楽しみでもあり
探求すべき課題なのですわよ~
といえるのかも知れませんが
そんな途方もない道のりを黙々と
歩いてばかりいられるわけじゃないですからねえ。
お客さまをお呼びする!となった際の
主婦ビギナーのころの心細さ
途方に暮れるような思いが思い出されるにつき、
おもてなしすることが楽しそう!
やってみたい!
と気軽に思えるような1冊があったら
どんなにいいかしらと思うんですよねえ・・・・
まあ、いざ1冊となると
あまりにも膨大な情報になっちゃいますしねえ~
実際難しいことですね。
長くなりました。
読んでくださって
ありがとうございます。
by lematinideal
| 2011-02-16 12:26
| おもてなし料理サロンレッスン