2011年 10月 10日
満月 |
中秋の名月から約1か月。
昼間は、パステル調の空に真っ白い満月が出ていました。
紫式部も季節にぴた、っとあっていい感じです。
虫の声はいっそう複雑になって
秋の夜長というのは
さびしげながらもにぎやかなんだなあ~なんて思ったり
そして日も落ちた夕方
光の輪をまわりに輝かせる見事な満月の下
スーパーに駆けつけるべく、急いでおりました。
いつものことです。
子供二人とご両親と思われる4人が
歩いてきました。
子供はふたりとも男の子でしたが
4歳くらいのお兄ちゃんが、お父さんに
お月さまだよ、お月様、電気くけてくえてるよ
と、それはそれはうれしそうに言っていたのです。
思わずじーーーん
こどもらしいなあ、かわいいなあ、と
通りすがりの私までうれしくなりまして。
こどもによっては、ある年ごろまでは
どうにも正しく言いにくい言葉って
あるんですよね。
我が家のムスメが幼少期に「いいまつがっていた(ほぼにち参照のこと!)」
言葉がいくつかあるのですが
いまだにからかわれるのが
たかしやま(高島屋、です 笑)
とこしゃん(図書館)
ぱべる(食べる)
などなど。
いまもあえて使ってたりもして~
あっという間に大きくなり、自分で育ったようなえらそーな態度になるのが
子供というもの!
あ、それは自分自身も含めてですね!(苦笑)
お父さんお母さんのお返事が聞こえなかったけれど
疲れているのかなあ、とも思ったけれど
「電気くけてくえてるよ」時代を大事にしてほしいなあ~と
つくづく思いながら帰ってきました。
これってよもや老婆心、まさに老婆の心、ですかね(汗)
by lematinideal
| 2011-10-10 23:07
| 日々のこと