2010年 09月 24日
NY vol.7 |
Brooklyn bridge
予定には入れていなかったこの景色
アクシデントも楽しみのうち!と
開き直らないと、「けんか」で終わりかねない
のが旅、というものなのでしょうか。
笑い話に変換するのは
苦手ではない、という性格が
まあいいほうに働いた、とは言えましょう。
全員が初めての土地でガイドもなし。
無謀と言えば無謀。自由といえば自由。
自由と責任は切り離せないという掟通り
のリスクもしっかり負ったわけでした。
自称”医学生”という青年が
地下鉄に乗って、グラウンド・ゼロに向かおうとしていた
私たちにすごい勢いで話かけてきました。
赤いバラを1本持っていて
友人のパーティーに行くところ
というちょっとレトロないでたちです。
Brooklynのハーバー(?と聞こえた)でパーティーするんだ!
と張り切っていました。
私たちがどこに行くのかと聞くので
この電車でダイジョウブ?
と確認するとダイジョウブ!と自信満々なので
ホッとしていると、降りるつもりの駅を通過。
青年いわく、駅が工事中でクローズしてたの忘れてた~
結局
一緒にブルックリンまで行きましょう、
あなた方が困らないところまでちょっとはメンドウみるから
というので駅を降りると、
この公園を抜けて行って橋を渡ればマンハッタンに
モドレルヨ!
指をさす方向を見ると、Brooklyn bridge.
ああ、あれが噂のダンボね!
これぞ、NYって感じ。来れると思わなかったから
うれしい~(二女)
などと最初は余裕の会話。
ブルックリン側の岸辺には
人がいっぱいいて、見ると素敵な公園になっているような。
その日の気温は間違いなく
30度は越えていたでしょう~
いっそ開き直って今日はブルックリンで遊ぼう!
というアイディアも頭をよぎりましたが
毎日作戦会議をたてて、決めたルートで
この日は長女の念願靴を買う、っていうのと
Statue of liberty自由の女神をバッテリーパークから見る
Ground Zeroに行く、という気持ちに変わりはないようで
それをこなすには日程的にも外せない状況でした。
タクシーは?と見ると橋の上は
びったり大渋滞、これなら歩いたほうがまし・・・?
しかしながら歩けども歩けども
(そんなタイトルの映画があったかと思いますが)
対岸は遠い。橋は長いんですねえ。
電車に乗って1駅戻ったところで
降りたい駅では降りられないんですから
この橋を渡るしかない!という覚悟で歩き出しましたが
クラクラしました。いろんな意味で。
自由の女神はもはやどうでもよくなって
こんなにちっさい感じで見ました。笑
見えた見えた、まめつぶ女神、とムスメは言いました。
噂のCentury21(不動産屋ではないのです)到着。
(これがその日の品ぞろえは正直いって
ガイドブックってあてにならないじゃないの~
という感じだったのでした・・・)
買い物の前にとにかく休みたい!どこでもよいから!
それで入りたくもないBurger Kingでコーラとオニオンリングを取り、
テレビのヤンキース戦の中継に熱くなっている人々を見るともなく見て
しばしぼうぜん。ちょっと充電。
グラウンドゼロ、ほらほらここよ!
と言ってもムスメたちの反応もいまひとつで(ヨレヨレです)
なんとか希望通りの靴を購入し
ホテルへ戻ろうと乗った地下鉄で、またもや、いやな予感・・・
さんざん急行かどうか気をつけて、表示を見て何台か
やり過ごしながら乗ったはずなのに
表示がわかりにくい~!
ダイジョウブね!と思ったとたんいきなり途中からどんどん駅を飛ばして
着いた、と思ったらHarlemです。カクッ・・・
この夜、いったんホテルに早めに戻ろうとしたのは
件の青年が、「今夜8時からリンカーンセンターで
モーツアルトの無料コンサートやってるから行くべき!」
と教わったためだったのですが
そんな元気はどこにも残っていなかったのでした。
ここでのフリーコンサートだったらしくて・・・残念すぎる!悔しいので?
後日確認に行きました。
NYの地下鉄は東京より使い勝手のいい部分もありましたが
外へ(地上へ)出る際の
A1出口とかいう表示と、地上の地図
なんていうものはないし、一方通行の出入り口もあるしで
慣れないとどうしようもないです。
「あっらー、東京メトロ悪くないじゃないの!」と
妙なところでお国自慢になったりもしました。(慣れてるだけですけどね)
スムーズに移動していれば
そんなことにも気がつかなかったのかもしれませんが
まあ、失敗するとしっかり覚えることもあるかと。
次回につなぎましょう!と無理やり前向き発言です。
その名もDelicatessenというお店で飲んだモヒート。
ミントがこれでもか!っていう感じで大量にしかも
こまこま刻まれて入っていましたので、ストローに溜まってしまう・・・
サンドウィットとかお料理はなかなかに気が効いているという感じで
おいしそうでした。
次回はもう少しナイトライフに重点を置きたいなあ~
素敵なバーがいっぱいあったし・・・
長々と
お付き合いいただき恐れ入ります。
まだ終わりませんでした・・・NYレポ・・・
by lematinideal
| 2010-09-24 11:21
| 旅の記憶